Top > リフレクソロジー国別の特徴 > リフレクソロジーとアメリカ

リフレクソロジーとアメリカ

現代のリフレクソロジーは、1500年代にヨーロッパで盛んだった「ゾーンセラピー」が起源だといわれています。20世紀初頭のアメリカ人医師の「ウィリアム・フィッツジェラルド博士」がこのゾーンセラピーを確立したのです。博士は、まだ完全な麻酔術がない時代に、手術中に患者が痛みをまぎらわせるために、足のうらや手のひらを押し付けていたことに着目し、「あるどこかのポイントを刺激すれば、反射するところの痛みが消えるのではないか」と研究を始めたそうです。

そして頭のてっぺんから足の先まで、人間の身体を縦に10分割のエネルギーラインに分け、そのゾーン上にあるところが反射し合うというリフレクソロジーの基礎となる理論を説いたのです。フィッツジェラルド博士のゾーンセラピーを元に発展させて、各ゾーンのよる密接な箇所を解いて独自の方式を考えたのがアメリカの理学療法士の「ユーニス・イングハム女史」です。

イングハム女史は、足の裏には全身の反射ゾーンがあるということを発見し、足の裏に人間が持つ全身の器官や臓器を描いたフットチャートと呼ばれる足の地図を作りました。これが近代のリフレクソロジーの誕生だといわれています。フィッツジェラルド博士に師事し、臓器や器官の他の耳や頭部の反射も含まれた反射ゾーンの足や手の図はリレイによって作られました。そしてリレイのもとでアメリカ人のイングハムはセラピストとして働き、リフレクソロジーに関心がない患者に対して、患者自身も自分で施術が出来るようにと指導しました。

イングハムの業績は主にふたつあります。ひとつは反射区に加える圧力を変えることで今までの麻痺効果ではなく治癒そのもの自体を促進させる「サム・ウォーク法」を生み出しました。ふたつ目の業績は、個人でも施術できるようにと人々に指導し教育を40年間行ったことです。これはリレイの師事を受けたもので、現在アメリカでは医師のみが治療行為を行う資格が認められているため、リフレクソロジストはリラクゼーションを通して自己治癒力を高め、身体自身がバランスをとることのをサポートをしているのです。

カテゴリー